今は年収よりも将来性のある求人を

今の時代に職業を決める上で、雇用形態や社会保障の有無を一番に考えることが大切です。
現在は「若い労働力の使い捨ての時代」と言われています。
それは「アベノミクス」が指定した「ブラック企業」だけではなく、一般の大手企業でも同じような事が言えます。
日本の株式市場で公開されている大手が、何の資格も実績もない中高年を正社員として中途採用する募集はあまり聞きません。
ですから、若いうちにより年収の多い職業や職場を求めても、将来の給料のベースアップなどのシステムがなければ結婚して経済的に安定した家庭を持つことは不可能です。
今年の統計では、恋人のいない若い男性が60%を超えました。この数値が示されているのは、将来の見えない社会環境が一番の要員だと考えます。
昔は、若いうちに多少年収が低くても、地道に努力して長く勤務していれば年々収入が増えていったものです。そのため、子供の大学進学などでお金がかかる時も、何とか無事に乗り越えることができました。
しかし、現在その様なシステムがとられているところはごく僅かです。
ですから、若いうちは年収が低い職業でも、将来的に給料がベースアップしていくシステムや社会保険が適用されている会社へ正規採用として働くことが大切です。
また、建設会社で職人として働く人達は、仮に社会保障がなくても職人として特別な技術を習得することで、将来に給料があがっていく職業もあります。
建設に携わる全ての職業に通じる知識や実績を持つのではなく、塗装工やとび職など特定の専門分野の中で職人を目指すことが必要なのかもしれません。

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